2006年8月からこのサイトでデイトレードシステムのシグナルと取引結果の公開を開始して本日で丁度一年が経過しました。そこでこの一年間を振り返ってみたいと思います。
この一年間でシステムトレード関連ブログが一気に氾濫しました。更新が途絶えたままのブログ、いつの間にか姿を消してしまったところもあります。
これはシステムトレードが多くの個人投資家に認知されたことを示しているとともに、大多数の方が一年間システムトレードを継続させることができないという現状を如実に表しているのではないでしょうか。
過去の膨大なデータを検証し自信のシステムを作り上げたとしても、その手法を継続することが如何に難しいものか、経験されたことのある方は良くお分かりになることでしょう。
システムトレードは過去の出来事に都合良くフィットさせた机上の空論に過ぎない、という声があります。本当に儲かる手法を他人に教えるはずが無い、とも言われます。また、システムトレードが普及することによって傾向が変わり、これまで通用した手法が通用しなくなった、とも言われます。
これらはある意味正しいことだと思います。しかし、傾向が少しばかり変わったとしても取引を行うのが今後も人間である限り、不変的な行動パターンと、相場に最も影響を及ぼす群集心理によってこれからもシステムトレードの優位性は保たれていくというのが私なりの考えです。
幸いにもこの一年間、まずまずの結果を残すことができました。
このサイトでは公開システムのバックテストの詳細結果を敢えて記載していません。それは、実運用に耐え得るものでなければ所詮「絵に描いた餅」に過ぎないからです。また、勝率のマジックや手数料の発生によって実運用では以下のようにパフォーマンスが落ちるという点もシステムのスペックを比較される際には十分ご理解いただきたいと思います。
【当システムをラージ1枚で一年間運用】
○手数料を考慮しない、同値決済は引き分けとする場合
収支 +2,220,000円(1枚あたり)
勝率 53.6% (97勝84敗11分)
○手数料を収支に加える、同値決済は手数料分だけ負けとする場合
収支 +2,101,550円
勝率 50.5% (97勝95敗)
勝率は手数料負けを含めると約3%低下し、年間222万円のプラスの当システムは実運用では210万円のプラスとなります。
私自身は複数のシステムを並行して運用していることもありシステムトレードを継続することができていますし、今後もサイト閉鎖などするつもりはありません。なぜなら優位性のあるトレードの継続こそがシステムトレードだと考えているからです。
しかしその反面、一つのシステムが万能であるとは考えていません。常に新たな手法を考え、ロジックの異なるシステムをできる限り分散して用いていきたいと思っています。
また、私はシグナル公開が本業ではありませんので今後もランキング登録などサイトの宣伝等を行うつもりはありません。興味を持っていただき、または必要としていただく方に対して何らかのお役に立てれば幸いです。
今後もこのようなスタンスで臨んでいくとともに、私自身もこれから一年後の成果を楽しみにしてシステムトレードを続けていきたいと思います。
これからもよろしくお願い致します!