優位性と合理性
寄り付き仕掛け大引け決済のトレードであればサイコロを振って買いか売りかを決めても長期的に見れば50%程度の勝率が確保できます。しかし実際は自己裁量でトレードを繰り返し損失を出してしまう人が多いとすれば、あれこれ考えて取引し日々の結果に一喜一憂するよりも、毎日決まった法則で機械的に取引を行なった方が良い結果が残せるのではないでしょうか。
当たる確率が55%の福引きAと45%の福引きBがある時、どちらでも計100回引いて良いとしたら皆さんならどちらの福引きを引くでしょうか。私ならAの福引きの方を100回選択しますし、皆さんもそうすることでしょう。
機会が5~10回でしたらBの福引きの方が結果が良いことも十分にあり得ます。しかし期待値を考えればどちらが賢明な判断であるかは明白でしょう。またAが3連続で的中したので次は外れると考えてBを選ぶのも合理的ではありません。
トレードの世界においても、出来るだけ確率の高いものを出来るだけ長い期間続けるのが合理的な考え方だと思います。
いくらシステムトレードであっても、寄り付き仕掛け大引け決済の手法で長期に渡って勝率70%などというシステムはまず存在しません。
この50~60%の間で、より高い優位性を追求しながら多くの人がもがきながら戦っているのだと思います。